太神山トレッキング 迎不動~太神山~矢筈ヶ岳

今回は滋賀県大津市の湖南アルプスと呼ばれる田上地区へ行ってきました。
目指すは「太神山」と「矢筈ヶ岳」です。

標高は太神山が599.7m、矢筈ヶ岳が562mです。今回は2つのピークを目指します。
まずは太神山へ向けて出発です。

今回は自動車で登山口まで行きました。自宅から20分ほどで、田上に到着しました。田上小学校を過ぎてしばらく行くと天神川沿いの細い道を進みます。途中には、増水したら沈んでしまうような橋を通過します。
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川を越えてしばらく行くと富川道の登山口のある広場に到着します。ここには6台ほど停められるスペースがありすでに先客がこられていました。
僕もここに車を止めて出発しますまずはアスファルトの車道を進んでいきます。
ちなみに帰りは右側の富川道を下りてくる予定です。
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15分ほど歩くと小さな小屋が見えてきます。ここが「迎不動」。道中の安全をお祈りしてさらに進みます
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川を渡りしばらく行くと、車道が左に大きくカーブするポイントに到着しました。車道はカーブした後バリケードで通行止めになっています。太神山へはココを直進して地道を進みます。
このカーブの左手には結構広い広場があり車が数台停車していました。ここにを停めて登られる方も沢山おられるようです。
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地道に入ってすぐに大きな砂防ダムが現れました。「天神川2号谷止」のプレートがあります。
ところがこの先、道が無いではないか。地道もここで行き止まりになっているし...
どうすればいいの~ っとかなりあせりましたが、キョロキョロ見渡してみると砂防ダムの左の斜面を上へ登れる箇所を発見
なんとか先へ進むことが出来ました
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斜面を登り終えると、先ほど通行止めになっていた車道に出ます
ガードレールを乗り越えて車道をしばらく進むと再び分岐に到着です。ココからが本格的な登山道の始まりです。
迎不動からここまで約10分くらいでした。
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分岐から先は本格的な登山道。まずは橋を渡り、その後岩場を登って行きます。
結構斜度があるのでゆっくり登って行きました。結構しんどかったです
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ここで、この登山唯一と言ってもいい眺望が望めます。田上の集落から瀬田川、南郷辺りまで見渡せました。
下に写っているのがさっき道が無くて焦っていた砂防ダムです。
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キツい上りを終えて、やや緩斜面になったところで地蔵堂に到着しました。こんな山の中にあるのに綺麗に掃除がされていて、信仰の深さを感じました。すこしお参りして先を進みます
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地蔵堂を越えるとさほど急な上りはもう出て来ません。のんびり歩いていきます。
途中大きな岩を御祭りしているところもあり、なかなか道中興味深い箇所がありました。
20分くらい歩くと「泣き不動」に到着します。ここにはベンチなども設置してあり、一休みさせてもらいました
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この日は夏日を越えて、暑い日だったので水分補給が重要になりました。これから夏場はもっと注意して管理していかないといけませんね
さて、泣き不動を出発して5分も行かないところに、帰りに向かう矢筈ヶ岳への分岐に到着しました。帰りはこの分岐を矢筈ヶ岳方面へ入って行くことになります。
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分岐から10分弱で太神山不動寺の入り口に到着しました。ここからは不動寺の境内になるようです。
太神山山頂付近は不動寺があり、普通の山頂のイメージとはやや違うかもしれませんね。上醍醐みないな感じでしょうか?
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車を停めたところから1時間20分で、無事に不動寺到着です
結構広い境内でお寺の方が掃除などされていました。トイレも休憩所もあり、キレイに掃除されていて、感謝感謝です。
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不動寺の奥を更に進むとお不動さんがおられます。その右手にある階段を更に上っていくと、不動寺本堂に到着します。
不動寺本堂は国の重要文化財に指定されていて、舞台造りの小規模ながら立派な建物です。
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その本堂を過ぎ更に上っていくと、ようやく太神山の山頂三角点に到着します。標高599.7m。
眺望はありませんが、心地よい達成感です
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先ほどの不動寺まで下りてきて、休憩所でお昼にさせていただきました
この日は他にも沢山の登山客がこられていて、不動寺は賑わっていました。

腹ごしらえも終えたところでいざ出発!今度は矢筈ヶ岳へ向けて出発です。
登り道に通過した分岐まで下って行きます。
分岐を左の矢筈ヶ岳方向へ入っていきます。
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分岐から入ると途端に道が狭くなり熊笹の生い茂る小道に変わります。ちょっと最初は不安になりますが、どんどん進みます。狭い道ですが比較的ルートはよく分かると思います。
こんな道が続きます。
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途中に小川を渡る辺りがちょっと迷いポイントですが、しっかり周囲を確認すればルートが見えてくると思います。小川を渡ると急坂を登り尾根に出ます。そこから4~5回ピークを登ったり下りたりしながら進みます。
分岐からだいたい35分で富川道へ続く道と矢筈ヶ岳へ登る道との分岐に到着します。途中にあった地図には「出合峠」と表記されていました。ここを矢筈ヶ岳方面へ斜面を登って行きます。
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出合峠から矢筈ヶ岳まではかなりの急勾配を登って行きます。ホント息が切れました
だいたい10分ちょいで山頂到着です。
頑張って登ったわりには眺望も三角点も無い殺風景な山頂なのでさっさと下山しました
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先ほどの出合峠まで下りてきて、今度は富川道方面へ進みます。
5分ほど行くと2つの大きな岩に到着しました。その岩の間を抜けて左方向へ下っていきます。
富川道の分岐に出るまではほぼ尾根の1本道を下っていくので迷子になることは無いと思いますが、地図など確認しながら十分注意して進んだほうが良いと思います。

出合峠から35分かかって富川道との分岐に到着しました。ここを右(北)方向に進みます。
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ここからは川沿いの岩場を下山するので足元要注意です!ちなみに僕はメレルのカメレオンを履いて行ったので、濡れた岩場でツルンツルン滑ってホンマに怖かったです
こんなところを下りて行きます
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下りていくにしたがって歩きやすくはなりましたが、石がゴロゴロしててちょっと注意が必要でした。
富川道分岐から約30分でスタート地点に帰ってきました。あ~結構疲れた行程でした。
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今回初めて太神山・矢筈ヶ岳に登りましたが、結構のぼり応えのある山で楽しいトレッキングとなりました。また行ってみたいと思います。お疲れ様でした

富川道分岐地点(160m)
  ↓15min
迎不動(210m
  ↓50min
泣き不動(460m)
  ↓30min
太神山山頂(599.7m)
  ↓1h30min
矢筈ヶ岳山頂(562m
  ↓1h10min
富川道分岐地点(160m)