仙丈ヶ岳登山 「下山編」

では続き。
山頂から下山のようすです

山頂からまずはすぐ下に見えている山小屋「仙丈小屋」へ向かいます

ここは宿泊はもちろん軽食なんかも用意していてありがたい山小屋です。トイレも水洗でとてもきれいにされていました。有料(100円)でありがたく使わさせてもらいました

我々もここでお昼休憩。時刻は11時前。沢山の登山客でにぎわっていましたイメージ 1

お昼休みはゆっくりと1時間弱ほど休憩しました
11:45に下山に向けて出発です。藪沢方向へ下って行きます
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少し降りた付近。振り返ると藪沢カールとナナカマドとハイマツの見事な景色が広がっていました
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さらに下ったところ。藪沢の谷は黄色と赤の紅葉が真っ盛りです。今が絶景真っ只中
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馬ノ背ヒュッテを越えると藪沢分岐に到着です。ここから川沿いに大平山荘まで下って行きます。ここまで仙丈小屋から約1時間。
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沢沿いの道は風もなく心地よいルートです。ただやはり沢沿いのためガレ場の登山道で少々歩きにくかったです。谷の正面に甲斐駒ヶ岳が見えていました。
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沢沿いはやはりいろんな植物が見られます。白山でも見たことがある「ミヤマシジャン」
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こちらは毒があることで有名な「トリカブト
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こちらも白山で見た「タカネナデシコ
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南アルプスではよく見かけるという「グンナイフウロ
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滝も何本か谷に流れ込んでいました。この滝はその中でも一番水量が多かったです。(名前はないようですが)
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沢沿いから離れていくと原生林の森に入って行きます。ここまで来るとあと少し。結構ながい道のりです。
森の中からわずかに見えた「鋸岳」と「双児山」
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長い沢道を歩くこと約1時間30分。ようやく大平山荘に到着しました。無事に下りてくることが出来ました。
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大平山荘から15分ほど登り返し、スタート地点である北沢峠に帰ってきました
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総工程8時間17分(6:20~14:40)の行程でした。
確かにけっこう疲れましたが、比較的登りやすいいい山でした。景色も抜群に良くて終始飽きることがなく楽しく歩くことが出来ました。

帰りのバスも最終バス定刻の16:10発よりも早く、乗車列が定員になるごとに出発するので14:50頃北沢峠をあとにし、仙流荘バス停には15:45に到着することが出来て、最初から最後まで非常にスムーズにいくことが出来ました。

また仙丈ヶ岳には登ってみたいし、甲斐駒ヶ岳にも挑戦してみたいと思います。
日帰りではありましたが大変たのしい山旅でした。

お疲れさまでした。