京都一周トレイル 北山西部編

1年半ぶりに京都一周トレイルに行ってきました。
来週白山登山に行く予定なのでその予行演習と言うことで少し長い距離を歩いてきました。

さて、京都トレイルの前回のゴールは叡電二ノ瀬駅だったので今回はそこからスタートです!
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川を渡り、線路を越えていよいよ山に入って行きます。
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しばらくは森の中のうっそうとした木々の中を黙々と歩いていきます。
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こんな感じで夜泣峠まで結構キツイ登りになります。出だしでこの上りはつらかったです
約20分ほど延々と上って、ようやく峠に到着です。(北50-1)
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ここでやれやれちょっとひと段落。っと思っていたら、この先もまだ上ってきます

峠からまた15分ほど上ると「向山」に到着です。三角点も何もない山頂ですが休憩するにはちょうど良い広場になっています。
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向山を過ぎると下りになります。汗も引いていきます
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途中ベンチのある休憩ポイントなどがあって、この間はのんびりと森林浴しながら歩くことが出来そうですよね

下りきって小川を渡って川沿いに進むと発電所に到着します。雲ケ畑に行く道の分岐あたりですね。久しぶりのアスファルトです
雨上がりだったので川の水量も多めです。
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道路を渡って再び山の中へ。
今度の登りは緩斜面。杉林の中をのんびり歩いていきます。気持ちいいですね~
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しばらく行くと、突然開けた場所に出てきます。ここは何なんでしょうね?
それにしても青空がまぶしい!!
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この先は盗人谷になります。泥棒の隠れ家があったのかな?

またうっそうとした木々の中を歩いていきます。登山道はさほど急登ではないのでまだまだ元気!!
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途中橋があります。小さな橋ですが名前がついていて「盗人谷一の橋」。この先は盗人の里?なのでしょうか?ちょっとワクワクします。
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橋を越えてしばらく行くと、川を中心に比較的広い場所が広がります。この辺りが里の中心部だったのでしょかね?川を流れる音と木々の木漏れ日が気持ち良くちょっとイイ感じの場所でした。
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奥深く入って行くとまた橋です。「盗人谷三の橋」。結構立派な橋です。しっかり整備されているようですね。
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さて、ここから先がかなりの急登。氷室町に入る手前の「小峠」までひたすら登り続けます。今日一番の頑張りどころです!!
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息を切らしながら標高差約150mを一気に登り切ると「小峠」に到着です。ここは十三石山への分岐でもあり山と山の鞍部にあたります。
ここから氷室町側はなだらかな斜面で杉の植林が規則正しくそろっていてとても美しいです。
杉木立の間を少しずつ下って行きます。
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やがて氷室町内に下りてきます。
里山の風景ですね~。心地よいです
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氷室神社。神秘的と言うか・・・社殿がかなり傷んでいてちょっとこわいかな~
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氷室町内は平たんなところなので楽々ですが、氷室別れまでの城山付近の峠道がかなりの急登。アスファルト道ですがしんどかったっす

ヒーヒー言いながらようやく氷室別れの分岐までやってきました。(あ~疲れた)
ここからコースは二手に分かれており京見峠を経て京見山荘の分岐に至るルートと、前坂を経て途中のレストラン「はせがわ」さんを経由して京見山荘に至るルートがあります。

今回は後者のコースで歩いていきます。

氷室別れの分岐から前坂を下って行くとレストランの看板発見!
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こんな山の中にあるお店だというのに結構広い駐車場はほぼ満車。店内もとても賑やかでした。おすすめはハンバーグみたいです。

ただ、今回は先を急ぐので見るだけ。またの機会に寄ってみたいと思いました。

さて、コースですが、お店の駐車場の奥に続いています。
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広めの林道がずーっと続いていて歩きやすい道が続きます。
はせがわから10分ほどで京見山荘到着です。こんな山の中に小屋があるとは驚きです。宿泊できるのでしょうかね?
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ここからは再び山道になります。
何度かアップダウンを繰り返しながら進んで行きます。木の根っこが階段状になっている面白い道にも出くわしました。
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そして京見山荘から10分。上ノ水峠に到着です。
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ここからは下山迂回路として麓の鷹峯方面へ下りていける道もあります。
少し沢ノ池方面へ向かうと眺望の開けた場所があります。
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遠くに京都市内の街並みが見えています。

やがてアスファルトの林道に出てきました。けっこう立派な林道です
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その林道を歩くこと約1km。人口の池「沢ノ池」に到着します。ここは車でも来ることができるようで、何台か車が止まっていて、湖畔でバーベキューをしているグループがありました。
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林道は砂利道になり池のふちに沿って続いています。
やがて林道も終点となります。ここから山道になり少し登りになります。
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程なく「仏栗峠」に到着しました。(北山81)
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ここから先は高雄まで下りです。途中急坂や草木で道が狭くなってしまっている箇所などもありますが、とりあえずずっと下りなので気が楽です

標識(北山85)で林道に出ます。舗装道なので歩きやすいのですが下りなのでけっこう膝に負担が・・・
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仏栗峠の分岐からから約35分でついに「高雄」に下りてきました。場所は白雲橋。
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京北への主要道なので交通量はかなり多めです。でも歩道がないので十分注意して路肩を歩きます。
標識(北山88)から国道を外れて清滝川の方へ進みます。
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清滝川沿いまで出てくるとあとはゴールの清滝まで川沿いの一本道。あと1時間ほど。
雰囲気のイイ佇まいの道を進みます
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途中2回ほど川を渡ります。赤い欄干の大きな橋です。
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黒い橋の「清滝橋」を渡ると川沿いの砂利道となります。こういう感じの道がずっと続きます。
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高雄~清滝のちょうど中間点に「潜没橋」があります。ここを渡りますが、雨の影響で増水しており水の勢いがすごくてちょっとこわかったです。
あまりにも水量が増えるとたぶん渡れなくなるでしょうね。
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その後は川沿いの散策路的な道になりますが、ところどころ岩がむき出しの箇所が出てくるので油断は禁物です
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途中一旦清滝川から離れて山手へ道が続きますが再び川沿いを通る道となり、ついに北山コースの最終標識(北山94)に到着しました~
お疲れさまでした。
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これで北山コースは終了ですが、次の西山コースのスタート地点へ寄り道!

清滝バス停から坂を下ってきた橋のたもとに標識(西山1)がありました。先ほどの(北山94)からは5分ほどのところです。

次回はここからスタートとなります。
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北山西部コースタイムは10時間でしたが、実際に歩くと6時間弱で走破出来ました。ほぼ未舗装の山道でしたが途中に池あり川あり観光地あり里山ありとなかなか楽しめたコースだったと思います。

さすがに足がパンパンになりましたがトレッキングとしてはとてもいいコースだと思います。トレランでも楽しいかもですね。

次回はおそらく最終回の西山コースとなります。
いつ行けるかわかりませんが、この先も楽しみになりました。

お疲れさまでした