熊本城攻め。

土曜のサッカー観戦のついでに、久しぶりの熊本を楽しんできました。
っ言ってもほぼ熊本城だけですけど。

前日夜に京都から夜行バスで熊本に行きました。着いたのが8時すぎ。ちょうどいい時間で、試合開始までたっぷりと観光できる~とウキウキでした。

まずは交通センターから商店街方面へ行って朝食。腹ごしらえからです
おなかも満たされたところでいざお城へ!!

いきなり城内に入らずまずは外側をぐるっと廻ってみます。

市電から一番近い入り口「須戸口門」を横目で見ながら坂を登って行きます。不開門過ぎたあたりでようやく天守が見えました。一見「二様の石垣」っぽいですがここではないようです
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さらに進みKKRホテル前の「棒庵坂」を上っていきました。結構キツい坂で軽く息もあがります
頂上まで来ると少し向こうに「戌亥櫓」が見えます。
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手前の橋を渡ると加藤神社がありますが、まずは直進して二の丸広場へ。
ここから天守のほうを見ると西出丸長壁の向こうに宇土櫓と大小天守が見えて絶好のビュースポットです
オススメですよ~
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二の丸広場をお堀沿いに歩いて、次は西大手櫓門へ。ここからお堀沿いにみる戌亥櫓と西出丸長壁もとてもナイスです。
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まだ城内には入らずに南方にある桜の馬場 城彩苑へ向かいます。未申櫓の横を抜けて行きました。
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桜の馬場 城彩苑。お土産やレストランなどの施設がたくさんありここもオススメですよ
熊本名物のいきなり団子やからしレンコンなども有り、食べ歩きもできてとても楽しかったです。
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そしていよいよ城内へ。今回は「櫨方門」から攻め込みました。入り口にはガイドの方もおられて“櫨方門から入るとお城の高低差が体感できておすすめです。”とのこと。
ワクワクして入ると、いきなり“見たことある~”ところへ!
何層にも重なる石垣からの天守閣。いや~見事です
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その見事な石垣を感じつつ石段を登っていくと、こちらも名所「二様の石垣」に到着です。加藤清正の時代と細川氏の時代の石垣の違いがはっきりと分かります。傾斜が緩やかな方が加藤清正のもの。その外側に増築された石垣が細川氏のものです。
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二様の石垣から天守まではもう少し。
ですが、ここで左方向のある「飯田丸五階櫓」へ。復元されたこの櫓は内部も見学できて、当時の工法で作られた様子が直に体感できます。あまり人気がないのか僕以外はだ~れもいませんでしたけど、意外とこちらもオススメです。ガイドのおじさんも常駐されていて、歴史なども教えてもらえました
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二様の石垣まで戻り石段を登っていくといよいよ天守とご対面です
が、すぐには向かいません
次は「数奇屋丸二階御広間」へ。こちらも復元されたものですが、内部が再現されていてなかなか興味深いものでした。
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次に向かうのは、熊本城でもしかしたら一番の見所「宇土櫓」です。数少ない築城当時から残る建造物で重要文化財です。以前は国宝でしたが、耐震補強のため筋交いなどを入れたため重文に格下げされてしまったとのこと。ですが天守にも勝る威厳は国宝級間違いなしです。
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さて次にいよいよ天守です
復元された本丸御殿。その下の「闇がり通路」を抜けると天守の前に出てきます。
っとその前にその「闇がり通路」。他のお城にはない珍しいものですよね。
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本丸御殿は再建されて間もないためとても綺麗で、昭君之間などは豪華絢爛。すばらしいものでした。一番興味を持ったのは大台所ですけど・・・
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さて最後にいよいよ天守です。復元されたものとは言え堂々と立派なものでした。
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内部はコンクリート造りになっていて、外観とのギャップにちょっとガッカリしますが、最上階からの眺めは最高です。
さすがにここは沢山の観光客の方がお越しで、大変賑わっていました。結構お城好き多いんだな~なんて思いながら、帰路に着きました。

最後に宇土櫓をお堀側から見るべく加藤神社へ向かいます。
ここからは高い石垣のうえにそびえる宇土櫓が見られます。熊本城屈指のビューポイントです。
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以上で熊本城コンプリート!!
 
熊本城は天守をはじめ数多くの櫓や門、石垣など見所いっぱいのすばらしいお城でした。
本丸御殿、飯田丸五階櫓など復元された建物も数多くあり今も櫨方門付近では復元工事が行われていました。完全復元を目指す熊本県の気合の入れように感服するばかりです。
各地の城址も熊本城のように盛り上がればいいですね。
 
という訳で熊本観光満喫しました。
 
この後のJ2 ロアッソ熊本vsヴィッセル神戸の試合観戦に向かうわけですが、どちらかというと熊本城がメインになっていたような気がしますが・・・
 
PS:本ブログに載せ切れなかった写真をアップしていますのでこちらもご覧下さい。
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