八経ヶ岳登山
前日の23時に出発して途中の道の駅で仮眠。翌朝6時に再び出発して登山口に6時半に到着しました。
登山口は行者還トンネルの西口にありますが天川村からの道のりは結構狭くて大変な道でした。夜に走るのは慣れていないとかなり危険なくらいです。
ともあれ無事登山口到着。有料駐車所の少し下にあるスペース(無料)に車を停めていざ出発です!!
トンネル脇に有料駐車場がありますのでここに停めると便利です。まぁ10分ほど余計に歩くだけですけどね。ちなみに料金は1000円。ちょっとお高いかな。
その駐車場の向かいに登山口があります。登山届を書いていざ出発。
しばらく行くと木造の橋を渡り沢の対岸へ渡ります。
今にもクシャっと行きそうなくらい歪んでます。大丈夫かな?
ただ、沢は浅く水量も少ないので別に橋を渡らなくても対岸には渡れますけどね。
稜線にある「奥駈道出合」まで所要時間約1時間、高低差は約400mを一気に上がります。
序盤はガレや木の根が張り出した急登となります。
途中には梯子のような階段も出てきます。
急登も後半になると笹が広がる比較的歩きやすい道に変わっていきます。
登山口から約45分で「奥駆道出合」に到着~。あーしんどかった。
ここでやれやれ一息入れて行きます。ここは風が抜けていき木陰もあってとても気持ちいいところでした。急登を登ってきた体を冷やしてくれます。
しばしの休憩後再び出発です。
ここから奥駆道を進むのですが、弥山手前の鞍部まではあまりアップダウンがなく散策のような気分で歩いていけます。とても気持ちいい道です。
所々視界が開ける場所もあり、素晴らしい眺望も望むことが出来ます。これは弥山から北に続く尾根の山々でしょうか。
奥駆道出合から10分ほど行くと「石休ノ宿跡」に到着です。昔は宿場があったんでしょうかね。
この辺りから岩には苔が目立つようになってきて、日本庭園のような風景になって行きます。
名のあるお寺の庭園と言われても納得してしまうような風景です。
少し高度を上げていき、標高1600mまで来ると「弁天ノ森」と呼ばれるピークに到着です。三角点もあります。
ここからは一旦下って行きます。
原生林の中を歩いていきます。
途中開けた場所があり、これから向かう弥山小屋が見えます。
弁天ノ森と弥山の鞍部。平たんで広くて気持ちいい場所です。
やがて理源大師像に到着します。この奥駆道を切り開いた行者さんだそうです。
ここから弥山小屋まで再び登りが始まります。
まずは大小石がゴロゴロした足元の悪い登りです。
そこを過ぎると今度は木の階段が延々続きます。
こんな階段もあります。
これまで歩いてきた弁天ノ森も眼下に見えます。
鉄の階段を過ぎれば弥山小屋までもう少し。
斜度がなだらかになり空が開けてくると弥山小屋に到着です。登山口から2時間半かかりました。意外と時間かかりました。
弥山小屋は結構大きな山小屋でしたが、予約のある時しか営業してないようでこの日も扉は閉じていました。
有料ですが綺麗な公衆トイレがあるのがありがたいです。
すこし休憩したあと弥山小屋からすぐの「弥山」へまず向かいます。
弥山山頂はすぐそこです。なだらかな坂を登って行くと今日の目的地「八経ヶ岳」の山頂が見えます。綺麗な山容ですね。
約5分弱で弥山山頂到着です。
大きなお社がある山頂は奥駆道の重要な場所のようです。これからの道中の安全をお願いして次の目的地へ向かいます。
再び弥山小屋まで下りて八経ヶ岳方面へ向かいます。一旦下って行きます。
下りきった場所は木々もまばらで風が抜けていき、足元には苔が広がるここちのいい場所です。修行の道とは思えないいいところですね。
再び登り返し、鹿よけの防護柵を越えて弥山小屋から20分ほどで近畿最高峰の「八経ヶ岳」山頂に到着です。
あ~疲れました~。
弥山方面も望めます。天気がいいのではっきり確認できました。
反対側は立ち枯れた木々が広がっています。奥に見えるのは「明星ヶ岳」です。
近畿最高峰を満喫して、名残惜しいですがぼちぼち下山です。
弥山小屋まで戻ってきてお昼ご飯。今日はコンビニのそうめんとおにぎり。
気温は比較的涼しかったですが、日差しが強かったので木陰でまったりお昼です。ベンチの横には綺麗な花も咲いていてのんびり休憩できました。
30分ほど休憩して下山開始です。
途中まだまだ登ってくる登山者が沢山おり、さすが山の日!!といった感じがしました。
弥山小屋から1時間で奥駆道出合に到着。そこからさらに40分で無事登山口に帰ってきました。
お疲れさまでした。
登山口の売店で登山バッチを購入して本日の登山無事終了です。
これで百名山6座目登頂!
明日は7座目の大台ヶ原へ行きます。