武奈ヶ岳登山
昨日の日曜日に、一度登ってみたいと思っていた武奈ヶ岳に行ってきました。
今回は葛川坊村からのピストンすることにしました。本当は八雲ヶ原方面に行ってみたかったのですが、なにぶん初心者のためまずは武奈ヶ岳を楽しもうと言うことに決めました。
自宅から1時間ほどで葛川坊村のPに到着。いよいよ登山開始です。
坊村の登山口付近にはトイレもあるのでしっかり済ませておきます。なんとも雰囲気のよい集落を抜けていきました。
明王院を過ぎて突き当りまで行くといよいよ登り口です。いきなりの結構な斜度にちょっとビビってしまいましたが、気合を入れて登って行きます。今回はいきなりトレッキングポールの出番です。
まずは御殿山(1097m)をめざします。
かなりの急斜面をつづら折れしながらぐんぐん登っていきます。“どこまで続くの~”と叫びたくなりました。
だいたい1時間ほど登ったところでようやく尾根に出ました。標識をみたらなんか安心~
ここからは斜度もだいぶマシになり体も慣れてきました。しばらく行くと広場に出ました。西の方角に視界が開けます。
この先は傾斜地を横切るような道や谷あいを進みます。前日かその前あたりに雨が降ったのか、ずいぶん道がぬかるんでいて歩きにくかったです。おまけに小石や木の根がツルツルでとても滑りやすかったです。(自分の靴のせいもありますが...)
坊村をスタートして約1時間40分。ようやく御殿山到着しました。山頂は少し広場になっていて休憩するにはもってこいの場所でした。そして何よりここからは武奈ヶ岳が一望できました。これから歩くルートも確認でき、一気にテンション上がります。
御殿山から少し下り「ワサビ峠」到着。なにがワサビなのか分かりませんが、ここから次の「名もないピーク」に向けて登ります。
ワサビ峠からは高い樹木が減り、気持ちよい登山道になりました。そのかわり日差しをモロに受けますけど。
名も無いピーク到着。武奈ヶ岳がさらに大きく見えてきました。
ここからはゆるーい斜度の尾根を歩いていきます。この行程で一番気持ちいい箇所でした。ちなみに西南稜というらしいです。
武奈ヶ岳山頂手前の広ーい場所。草原みたいで気持ちいいっす。ここでお昼にするのもいいでしょうね~。ここを過ぎれば山頂まであと一息。
途中に少し岩場あり危険ポイントもありましたが無事通過。山頂の標識がついに見えました。
そして山頂手前にある分岐を越えれば、ようやく武奈ヶ岳山頂に到着でーす。お疲れ様です。
スタートから2時間30分。結構しんどい行程でしたが、そんな疲れも一気に吹き飛びました。
でも、腹は減る。ということでちょっと遅めのランチタイム。味噌汁とおにぎりがめちゃめちゃ美味しかったっす。
山頂には1グループと単独1名がおられましたが、自分が到着後にさらに続々と登ってこられていました。最終的には3グループと単独5名が山頂の景色をたのしんでいました。
20分ほど山頂を満喫しましたが、北の方向を見るとグレーの怪しい雲が迫って来ているのが見えたので、もう少し留まりたい気持ちを抑えてそそくさと下山しました。
下山ルートも来た道を帰ったのですが、最初のあの急斜面を降りていくのか...と考えるとかなり気持ちが萎えました。
途中、大阪から来られていたワイルドな若者さんと出会い、楽しく下山出来たのでさほどしんどさも感じず、1時間50分ほどで無事坊村まで降りてくることが出来ました。
ただ、私にあわせてゆっくりペースで下りてくることになり、バス発車ギリギリになってしまったお兄さんにちょっと申し訳なかったとやや反省~
なにわともあれ今日の行程も楽しくそして無事に下山でき、有意義な一日でした。
車に戻り帰り支度を済ませて出発したところでポツポツと雨が。早めに下山して良かったです。
次回はぜひ武奈ヶ岳から八雲ヶ原方面へ行ってみたいと思います。
お疲れ様でした。
坊村登山口[305m]
↓(1hr)
急斜面の終わる所 [846m]
↓(40min)
御殿山[1097m]
↓(20min)
名も無いピーク[1120m]
↓(30min)
武奈ヶ岳[1214.4m]☆
↓(40min)
御殿山[1097m]
↓(1hr10min)
坊村登山口[305m]